第2回 心をひとつに~つなげようみちのくの未来へⅡ~

このページでは2014年3月9日に行われた「第2回 心をひとつに ~つなげようみちのくの未来へⅡ~」の概要をご紹介します。
概要
日時 | 2014年3月9日(日) 10:00~15:30 |
場所 | 鎌倉市役所駐車場、鎌倉市役所 第4分庁舎2階会議室 |
来場者 | 約5,000⼈ |
特徴 | 東北と鎌倉に縁のあるミュージシャン、団体によるステージイベントを開始 塩焼きサンマ1,000尾無料振舞 |
2014年3月9日、鎌倉市役所駐車場にて、東日本大震災被災地支援及び鎌倉市民防災意識啓発イベント『心をひとつに ~つなげようみちのくの未来へⅡ~』が開催されました。昨年に続き2回目となります。
2ヶ月前から開始した広報活動、多くの方々からのご協力・ご協賛、実行委員間で連絡を密に取りながらの企画・運営、参加して頂いた構成団体の皆様の出店内容等の充実、天候にも恵まれ、約5,000人の来場者にお越しいただくことができました。
東日本大震災発生から3年が経過し、当初の支援活動や防災意識が少しずつ薄まりつつあります。復興を続ける東北の未来のため、そして将来の鎌倉市民のために、今後もALL鎌倉として情報発信、意識向上を続けて行きたいと思います。
第2回実行委員長 中里成光
音楽で感じる東北の力
メインテーマは 「音楽を通じて東北を感じる」
岩手県陸前高田市から 「動く七夕 松原祭組」、岩手県大船渡市から 「LAWBLOW」、宮城県七ヶ浜町からGroove7」、福島県いわき市から 「YUKARI」、地元で活躍している4組のミュージシャンや伝統芸能団体をお招きしました。
それぞれの土地から生まれた音楽にのせて、東北人の熱い思いを音や歌詞に込めて演奏していただきました。 そこに今年も「清泉女学院音楽部」による美しい合唱が加わりました。
本イベントの開始から終了まで、来場した多くの観客の耳と心を惹きつける素晴らしいメインイベントになりました。
出演アーティスト/団体(出演順)

Groove7
アフリカンパーカッションアンサンブル(宮城県七ヶ浜町)
2001年、七ヶ浜国際村を拠点に活動を始めたパーカッションアンサンブルグループ。 アフリカの楽器ジャンベやカシシ、アゴゴなどに加え、マリンバやタムタムなど、演奏する楽器の種類を増やしながら、小学生から社会人のメンバーがプロのミュージシャンの指導を受け活動を続けている。 仙台で開かれる夏の一大イベント「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」へ10年以上連続で参加している。

YUKARI
ママシンガーによるピアノ弾き語り(福島県いわき市)
ママシンガーYUKARI (ピアノ:武藤さとみ / パーカッション:加藤ちゃぼ)東日本大震災で被災し子供たちとともに東京に避難。しばらくの間、音楽活動の休止を余儀なくされる。 2012年、音楽活動を再開。 2013年4月初めての作詞作曲のオリジナルアルバム『 My Life』 を発表。 ライブ活動、ソロコンサート、学校での講演など、精力的な活動を行い、皆その歌声に魅了させられている。

松原祭組
和太鼓演奏(岩手県陸前高田市)
うごく七夕まつりを通して地域のつながりを維持・継続する活動をしている。
1985年08月 うごく七夕まつり「松原祭組」誕生
2011年03月 東日本大震災津波被害により、松原地区壊滅
2011年08月 「陸前高田号」(和野組)の山車で、お囃子披露
2012年08月 「大町組」と合同で、うごく七夕まつりに参加
2013年08月 松原祭組の山車で、うごく七夕まつりに参加

LAWBLOW
シンガー
J-POPユニットミニライブ(岩手県大船渡市)
MC : SLD(エスエルディー) / SINGER : STOCK(ストック)
今尚、岩手県大船渡に在住し、普段は瓦礫撤去や、瓦礫の中から譲り受けた車椅子を修理し寄贈する支援活動をする傍ら全国の復興イベントにゲストとして招かれている。 2011年7月27日に発売された1st.アルバム『復興者』から「家に帰ろう」が “NHKいわてみんなのうた” に選出され、人の心に寄り添える歌 『寄添歌』として、性別を問わず、幅広い年齢層から支持を受け続けている。

清泉女学院音楽部
第1回欧州合唱国際大会 「オーストリア・オープン・コンペティション」 グランプリ受賞 (2013)
2013年、第1回欧州合唱国際大会の「オーストリア・オープン・コンペティション」で、最高賞のグランプリを獲得。 総合芸術を目指しているため「合唱部」と言わず、「音楽部」ですが、ここ15年ほどは合唱コンクールに力を入れています。 近年は、積極的に委嘱作品や新曲に取り組み、作曲家の先生とともに新しい音楽の創造に情熱を燃やすとともに、ヨーロッパの現代宗教曲をラテン語や原語で楽しんでいます。
買おう東北
東北物産展 | 岩手県久慈市や宮城県山元町など東北各地の物産販売、福島県の農産物販売など チャリティーバザー |
鎌倉にいながらも可能な⽀援の⼀つである、物品購⼊。
被災地域の自立的な復活のためには、生産 → 販売 → 収益がスムーズに循環し、生活基盤の再構築が不可欠です。
会場には各地域の特色を活かした農業生産品や工芸品などが並びました。
味わおう東北
東北グルメ屋台 | まめぶ汁(岩手久慈) サンマのつみれ汁(岩手大船渡) 女川カレー(宮城女川) 浪江焼きそば(福島浪江) 七七巻(宮城七ヶ浜) 大船渡漁師のかき小屋(岩手大船渡) 東北の日本酒きき酒Bar他 |
1,000尾限定の振舞浜焼きサンマ、大きな牡蠣やホタテ、東北の日本酒きき酒Bar、女川カレー、七七巻、会津こづゆ、まめぶ汁、なみえ焼きそば等、東北各県の美味しい海産物や郷土料理の屋台が揃いました。
会場中央にステージ観覧も兼ねた飲食スペースを設けました。ほぼ全ての屋台で完売となりました。
震災を伝える、防災を知る
防災講演会『普段から考える防災意識』 | 講演者:山田葉子氏(一般社団法人キャンナス東北 石巻事務所 コーディネーター長) 場所:鎌倉市役所 第4分庁舎2階会議室 |
パネル展示 | 鎌倉市内の各団体や個人による活動報告、パネル展示、こどもカメラマンプロジェクト写真展、被災地の児童生徒作品展など |
「東北グルメスタンプラリー」 | 屋台での飲食や物品購入でスタンプをひとつ押してもらい、5つ以上集めると素敵な景品と交換。 |
子供向け企画 | 消火器射的大会 |
私たちが忘れてはならないのは、災害による悲惨な事実であり、それと引き換えに得られた多くの経験や教訓です。
宮城県石巻市で避難所運営に携わってきた山田氏の講演会、福島県富岡町の語り部遠藤氏の話、当時を伝える写真パネル等が展示され、皆さん真剣な様子で見聞きしていました。
3.11ALL鎌倉実行委員会(2014)
実行委員長 | 中里成光 |
主催 | 3.11ALL鎌倉実行委員会 |
後援 | 鎌倉市 鎌倉市社会福祉協議会 鎌倉市市民活動センター運営会議 |
構成・協力 | 東北ココロつなぐプロジェクトin鎌倉 ちきゅうの子22 大船to大船渡 七里ガ浜発七ヶ浜復興支援隊 みんなでつくろう湯たんぽカバーの会 キャンナス SAVE TAKATA 鎌倉ガーディアンズ 鎌倉に震災銭湯をつくる会 かまくら防災倶楽部 鎌倉法人会女性部会 市職員ボランティア いざ鎌倉隊 鶴岡八幡宮槐の会 鎌倉青年会議所 清泉小学校鎌倉泉会 かながわ311ネットワーク 大川商店 アトリエ・ラ・プリマヴェーラ 未来・連福プロジェクト 東北支援鎌倉プロジェクト 鎌倉市資源回収協同組合青年部 愛と勇気とさんまプロジェクト 市内・県内ボランティア団体 (順不同) |
チラシ
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報告書
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