第3回 心をひとつに~つなげようみちのくの未来へⅢ~
このページでは2015年3月8日に行われた「第3回 心をひとつに ~つなげようみちのくの未来へⅢ~」の概要をご紹介します。
概要
日時 | 2015年3月8日(日) 10:00~15:30 |
場所 | 鎌倉市役所駐車場、鎌倉商工会議所ホール |
来場者 | 約3,000⼈ |
特徴 | 今回から鎌倉市との協働事業に 第1回 鎌倉市中学生防災サミット開催 塩焼きサンマ1,000尾無料振舞 |
2015年3月8日、鎌倉市役所駐車場にて、東日本大震災被災地支援及び鎌倉市民防災意識啓発イベント『心をひとつに 〜つなげようみちのくの未来へⅢ〜』が開催されました。昨年に続き3回目で、今回から鎌倉市との協働事業となりました。
終日寒くて、午前中は小雨が降りしきるというあいにくのコンディションにもかかわらず、多くの方にご来場いただいたと深く感謝しています。
東日本大震災発生から4年が経過し、当初の支援活動や防災意識が少しずつ薄まりつつあります。復興を続ける東北の未来のため、そして将来の鎌倉市民のために、今後もALL鎌倉として情報発信、意識向上活動を続けていきたいと思います。
第3回実行委員長 三澤淳
音楽で感じる東北の力
メインテーマは 「音楽を通じて東北を感じる」
地元を拠点に活躍している5組のミュージシャン・団体(岩⼿県陸前⾼⽥市から「 雪⾳」、岩⼿県⼤船渡市から「 LAWBLOW」、宮城県七ヶ浜町から「Groove7」「Nana5931」、福島県浪江町から「⾨⾺よし彦」)をお招きし、東北⼈の熱い思いを⾳楽や歌詞に込めて演奏していただきました。
MCでは、それぞれが暮らす東北各地の様⼦や被災地復興の現状などの⽣の声を伝えてくれました。
来場した多くの観客の⽿と⼼を惹きつける素晴らしいメインステージになりました。
出演アーティスト/団体(出演順)
Groove7
アフリカンパーカッションアンサンブル(宮城県七ヶ浜町)
2001年、七ヶ浜国際村を拠点に活動を始めたパーカッションアンサンブルグループ。 アフリカの楽器ジャンベやカシシ、アゴゴなどに加え、マリンバやタムタムなど、演奏する楽器の種類を増やしながら、小学生から社会人のメンバーがプロのミュージシャンの指導を受け活動を続けている。 仙台で開かれる夏の一大イベント「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」へ10年以上連続で参加している。昨年に続き2回目の出演。
門馬よし彦
シンガーソングライター(福島県浪江町)
福島県浪江町請戸出身のシンガーソングライター。東日本大震災により、自宅が津波で流され、家族ともども今もなお福島市内の仮設住宅での生活を余儀なくされている。現在は、福島県内を中心に全国でのライブ活動や避難所を回って、歌を通じて人々を励ましている。今回の震災で、たくさんの人たちの「絆」に出会い、様々な「願い」を受けた。自らが、被災したからこそ言える想いを込めた曲を多くの人に伝えるのが、自分の役目であると考え、歌い続けている。
雪音
シンガーソングライター (岩手県陸前高田市)
岩手県陸前高田市出身のシンガーソングライター(ピアノ:松本玄太)。高校卒業と同時に上京するも、東日本大震災をきっかけに実家にUターン、復興イベント等に積極的に参加しながら、全国各地でのライブ活動を行っている。2012年12月5日、1stシングル「The piece of a miracle~伝えたい想い~」にてインディーズデビュー。自身の体験をもとに綴られた歌詞と力強くも包み込むようなその歌声は、リスナーの心をとらえ大きな共感を呼んでいる。
LAWBLOW
J-POPユニットミニライブ
(岩手県大船渡市)
MC: SLD(エスエルディー) / SINGER: STOCK(ストック)
今も岩手県大船渡市内に在住しながら、全国の多くの復興イベントにゲスト出演。2011年7月27日、1stアルバム『復興者』を発売、「家に帰ろう」が ”NHKいわてみんなのうた”に選出され、人の心に寄り添える寄添歌として、性別・年代を超えて、多くの支持を受けている。今回は、2014年7月11日リリースの3rdアルバム『寄添歌』を引っさげ第2回に引き続いての出演となる。
Nana5931
ミュージカルグループ(宮城県七ヶ浜町)
七ヶ浜国際村の劇場付きミュージカルカンパニーとして2001年4月に設立。地元七ヶ浜の小学生から社会人まで約40名のメンバーで構成された実力派ミュージカルグループ。2002年11月、七ヶ浜国際村開館10周年記念事業としての旗揚げ公演「NANA」を皮切りに、七ヶ浜国際村を拠点に日本各地で公演を重ねている。2012年8月、名古屋大学豊田講堂とミュージカルの聖地・東京「日生劇場」にて「ゴーへGoAhead」の公演を成功させ、全国各地からの賛辞の声を獲得した。
買おう東北
東北物産展 | 岩手県・宮城県・福島県各地の物産販売、農産物・海産物販売など チャリティーバザー |
鎌倉にいながらも可能な⽀援の⼀つである、物品購⼊。
被災地域の⾃⽴的な復活のためには、⽣産 → 販売 → 収益がスムーズに循環し、⽣活基盤の再構築が不可⽋です。
会場には各地域の特⾊を活かした農業⽣産品や⼯芸品などが並びました。
味わおう東北
東北グルメ屋台 | サンマつみれ汁(岩手県大船渡市) 女川カレー(宮城県女川町) 七七巻(宮城県七ヶ浜町&鎌倉七里ガ浜) 浪江焼きそば(福島県浪江町) 野菜の味噌汁(福島県南会津町) 東北郷土菓子 東北の日本酒きき酒Bar他 |
振舞塩焼きサンマ、蒸焼牡蠣やホタテ、カジキメンチ、さんまのつみれ汁、七七巻、ムール貝のオリーブオイル蒸し、イワナの塩焼き、なみえ焼きそばなど郷土色豊かな屋台が揃いました。
来場者及び出店者には、リユース食器によるゴミの削減やリサイクルのための分別回収に協力していただきました。
震災を伝える、防災を知る
第1回 鎌倉市中学生防災サミット | 鎌倉市内の中学生が防災についてディスカッション発表(詳細はこちら) |
パネル展示 | 鎌倉市内の各団体や個人による活動報告、パネル展示など |
子供向け企画 | ALL鎌倉防災かるた 防災ゲームなど |
私たちが忘れてはならないのは、災害による悲惨な事実であり、それと引き換えに得られた多くの経験や教訓です。
当時を伝える写真パネルや、各団体の活動報告が展⽰され、皆さん真剣な様⼦で⾒聞きしていました。
⼦供向けの防災啓発として「防災かるた」「ボウサイダー」が登場しました。
3.11ALL鎌倉実行委員会(2015)
実行委員長 | 三澤淳 |
主催 | 3.11ALL鎌倉実行委員会(鎌倉市協働事業) |
後援・協力 | 鎌倉市観光協会 鎌倉商工会議所 鎌倉市社会福祉協議会 鎌倉市市民活動センター運営会議 |
構成・協力 | 東北ココロつなぐプロジェクトin鎌倉 Share Heart KAMAKURA ちきゅうの子22 大船to大船渡 七七支援隊 紙芝居師なっちゃん みんなでつくろう湯たんぽカバーの会 大川商店 K-breeze キャンナス 鎌倉ガーディアンズ 鎌倉に震災銭湯をつくる会 市職員ボランティア いざ鎌倉隊 鶴岡八幡宮槐の会 清泉小学校鎌倉泉会 鎌倉ユネスコ協会 あっちこっちの会 愛と勇気とさんまプロジェクト SAVE TAKATA 鎌倉市資源回収協同組合青年部 アトリエ・ラ・プリマヴェーラ ウニ東京企画 かまくら防災倶楽部 がんばっぺしプロジェクト カトリック雪ノ下教会 未来・連福プロジェクト 学生団体ゆーとぴあ 鎌倉YMCA 鎌倉市社協職員会ボランティア 鎌倉法人会女性部会 ひと・まち・鎌倉ネットワーク 紙芝居クラブ虹のひきだし 株式会社ニューテックジャパン(テント提供) ほか市内・県内ボランティア団体 (順不同) |
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